伊達政宗くんの日記:第50回 四角い空を眺めてた。


伊達政宗 戦国23年12月12日

おばんでがす~。今日、おらの娘の五郎八(いろは)から手紙さ届いた。

おどさ(お父さん)、先日はとうほぐの米っこさ、こっちに送っでくれてまんずありがとう。オレ(私)は、徳川さ嫁いでシティガールさ目指して日々、頑張っているけど、いまだに徳川の空気に馴染めず、寂しぐでいづも涙さこぼれそうになる。

そんな時は夜空さ見上げるのだけど、とうほぐの空では数え切れないほど見えた星も、都会の空ではほとんど星は見えねえ。

だども星が見えなくとも、瞳さ閉じれば、どこまでも広がるとうほぐの風景がオレには見える。とうほぐの風景を思い出すとオレは、どこかではないここで、もう一度がんばってみようと思えるから不思議だ。ねば、おどさ。まだ文さ書きます。

今日も都会の四角い空を眺めていた五郎八より。

2011年秋の伊達藩領の田園風景

2011年秋の伊達藩領の田園風景

五郎八が思い出す、とうほぐの風景ってどんなんだべか。こんなんだべか。

これは今年、戦国23年(2011年)の秋、伊達領の村々さ巡回しでいだ時に小十郎が撮って来た戦国写真だべ。

そんなに苦しいのなら、疲れでいるのなら、五郎八、とうほぐに戻ってこ(来い)。それでもし徳川と伊達の間がギクシャクしで、徳川がとうほぐに攻めに来ても、

私が五郎八姫様を全力でお守り致します。」と小十郎が胸を張って言っだ。「右に同じく。」と留守政景は不屈の笑みを浮かべだ。すると、

ちょっと待ったーッ!そんなオッサンたちだけに五郎八ちゃんを任せられませんよ!」とたった今、1577回目の家出から帰ってきだカズン(伊達成実)が叫んだ。

おらよりいっこ下のおんめえも充分オッサンだべ。

そんなに苦しいのなら、疲れでいるのなら、五郎八、いつでもとうほぐに帰ってこ。

今年はいろいろあったとうほぐだけど、とうほぐって多分、そんな誰かの最後の心のよりどころであればいいと、おらは思うのでがす~。

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