伊達政宗くんの日記:第13回 モテモテ井伊直政


伊達政宗戦国20年8月4日

おばんでがす~。今日はいきなり、おらの屋敷に、東北の様子さ見に、徳川から家康殿の重臣・井伊直政殿がやって来だ。すると屋敷の女中達は、あんや~都会のヒトだべ、かっごいいな~と直政殿を取り囲んだ。

そして、サイン書いてけろやと直政殿にせがみ、直政殿は、言われるがままに、紙にせっせとサインを書いていだ。女中達は、サインを受取って、まんずまんず、と言って喜んでいだ。

直政殿のサイン会が終わり、おらは客間に直政殿を通しだ。直政殿は東北の夏も暑いですが、東国より湿気が少なく、からっとしていて、気持ちがよいです。」と言っだ。おらは、「それはまんずまんず。」と言っだ。直政殿は、この国に入ってから、100回くらいまんずまんずと言われ続けているのですが、それはどういう意味なのでしょうか、とおらに聞いだ。

おらは特に意味はねがす(ないです)、と言っだ。直政殿が、意味のないことばが、この世にあるのでしょうか、と首をかしげた。

詳しぐ言うと、おはようも、ありがとうも、お疲れ様も、まんずまんずでがす。おらの国はまんずまんず、のことばひとつで、平和にくらせるでがす。」とおらは説明しだ。直政殿は、何故か、いたく感心して、私も使っても宜しいでしょうか、と言っだ。おらが、えがす(いいですよ。)と言うと、直政殿は、さっそく「まんずまんす。(ありがとうございます)」と言っだ。直政殿とおらは笑っだ。

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