伊達政宗くんの日記:第12回 五郎八からの暑中見舞い
7月15日
おばんでがす~。今日は徳川さ嫁いだ、おらの娘・五郎八(いろは)姫から、暑中見舞いさ届いた。
「おどさ(お父さん)、都会の夏は北の夏より暑いから、きづい。オレ(私)は、ひょうずんご(標準語)さ、だんだんうまぐなっだ。めんこいは、都会の方ではかわいいと言うことが、わがっだ。
そこでオレは早速、仲良くなっだ家康殿の側室に「おめはん(あなた)の、先日生まれた、かわいいわらしこ(子供)連れで、お茶っこしに(お茶しに)、今度オレの屋敷さ、こ(来てください)。」と完璧なひょうずんごで、話してみだ。それでは、おどさ、まだ。」
五郎八・・・ひょうずんごが、かわいいのひとつしが入ってねがったが、大丈夫が?!でもおらは五郎八が元気そうで、ほっとしだ。
カテゴリ:伊達政宗くんの日記 | 2008-07-15 公開
« 明智光秀くんの日記:第20回 雀の奈実陀 真田昌幸くんの日記:第17回 千曲川のゴミ拾い »
ランダムデイズ
- 小西行長くんの日記:第32回 買ったりしない醤油
- 小西行長くんの日記:第60回 ずっとあなたが嫌いだった
- 藤原惺窩くんの日記:第4回 全ての人々を敵に回しても
- 豊臣秀吉くんの日記:第38回 同じ月の下で
- 豊臣秀吉くんの日記:第53回 政宗の弁明