真田幸村くんの日記:第9回 ハケンとセイシャ
今日、私は17時55分ごろ、上から、明日中に処理しなればいけない、大量の仕事をいきなり任された。困った私は、同僚の明石全登殿に手伝ってくれませんか、と頼んだ。
「私は18時で帰ります。その仕事は豊臣家戦国正社員の幸村殿、頼みます。」と明石殿はキッパリ言い放った。
「は?!明石殿は社員じゃないんですか。」「戦国ハケンです。」「何故、戦国派遣社員をやっているんですか。」
「私が豊臣家に入る時、ハケンの募集しかなかったからです。というわけで、正・社・員の幸村殿の分の仕事まで引受ける筋合いはありません。それでは18時になりましたので、お先に失礼します。」
と明石殿は帰って行かれた。日が落ちる薄暗い部屋に、大量の仕事と私だけが寂しく、残された。
カテゴリ:真田幸村くんの日記 | 2008-05-28 公開
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