後藤又兵衛くんの日記:第18回 戦国ファザンコンの会


後藤又兵衛4月17日

今日は黒田の屋敷に池田輝政殿がやって来た。俺の主君・吉兵衛(黒田長政)は、輝政殿を客間に通し、俺も同席した。

この度、細川忠興(ただおき)殿と私、輝政とで、戦国ファザコンの会を作りました。忠興殿は偉大なる文化人・細川幽斎の子であります。また私は勇猛な武将・池田恒興の子であります。私共は、父の偉業を後世に伝える為の事業を始めたいと思ってます。

今は亡き、名軍師・黒田官兵衛殿の子である、長政殿にも戦国ファザコンの会にご入会していただきればと思います。」と輝政殿は言った。すると吉兵衛は、

わしはファザコンではない!なんと無礼な。わしは親の七光だッ!!!と叫び、輝政殿に殴りかかろうとした。

俺はすぐさま吉兵衛を止めて、輝政殿に「親の七光の会にしてはどうでしょうか。」と薦めた。

輝政殿は「親の七光・・・し・・・しどい・・・と青ざめ、涙を落し、失礼致します、と帰って行った。「あーあ。又兵衛が輝政殿を泣かせたー」と吉兵衛は、全責任を俺になすりつけた。

それにしてもファザコンが駄目で親の七光はオッケーっていう価値観は何なんだ。相変わらずわけわかんないよ、うちのお殿様は。

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