松永久秀くんの日記:第62回 日本一アホな城、多聞城


松永久秀戦国23年9月7日

男女の契りの指南書第二弾を執念で十万冊も作った。取り合えず多聞城の倉に保管しようと思ったのだが、倉が思ったより小さくて収まらない。それでも頑張って押し込めている時、

おとっつあん、何してるの?

とリラ勝家ックマを背負った息子の久通がやって来た。俺様は慌てて倉の扉を閉めた。

「おまえこそ何の用だ!」「僕はこの倉でよくリラ勝家ックマとお昼を食べるんだ。」「13にもなった男子がいつまでも人形で遊んでんじゃねえ!」「何それ。普通の人みたないこと言って、おとっつあんらしくないよ!

「仕方ないだろ!おまえには朝倉義景みたいになってほしくないんだよッ!」

とブチ切れた瞬間、扉を押さえていた俺様の手がゆるみ、大量の男女の契りの指南書が思いっきり倉の外に飛び出した。「ダーーッ※■☆◆!!」

あーあー。義景殿の陰口をまた言うから。」「別に正面切って言ってもいいけど、ってダーーッ!その本に触るな見るな!純粋無垢なおまえには関係ない!」

関係ないかもしれないけど、うちをこんな男女の契りの指南書だらけにして。品のある美しいお城だったのに・・・」と久通は第二弾の山を前に蒼ざめた。

安心しろ、久通。十万冊なんてあっという間に売れて、多聞城から男女の契りの指南書が近い内にキレイサッパリ消えてなくなる!・・・・・ハズだ。

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