伊達政宗くんの日記:第9回 毒味してけろ
1月12日
おばんでがす~。おらの弟に家督を継がせたい為、おらに昔、毒をもったおがさ(お母さん)から今日は、贈り物が届いた。おがさは今、実家の最上の叔父さん所さ、身を寄せでいる。だども、おがさとおらは、昔のことは水に流して、よぐ文通しでいる。
おがさの贈り物の中身さ開けたら、山形のおまんじゅうさ、入ってだ。おらは家臣の片倉小十郎さ呼んで「毒味してけろ。」と頼んだ。小十郎は
「私は命を粗末にしたくはありません。」と即、断った。
「だいたい殿は、母上様とのことは水に流したのではありませんか。」とも言っだ。だどもおらも命を粗末にしだぐねえ。わかってけろやあ。
カテゴリ:伊達政宗くんの日記 | 2008-01-12 公開
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