織田信長くんの日記:第37回 ごちそうさま!


織田信長5月23日

今日も明智光秀の娘の玉が、また性懲りもなく安土城に遊びにやって来た。

おじちゃん。濃姫さまとお市さまと玉、この三人で一番美人なのは誰だと思う?」と玉は真剣な顔でわしに聞いてきた。「お濃。」とわしは真剣に答えた。すると、

「玉って言ってええッ!玉って言ってええッ!」と玉は泣き叫び、晴天だった空からはザザザーッ!と、どしゃぶりの雨が降ってきた。

天は、戦国幼稚園児にも気を遣えない殿に驚いたのでしょう。」と家臣の丹羽長秀は蒼ざめた。

「とりあえず丹羽、玉を泣きやませろ。」「ええっ!そうだ玉ちゃん、お菓子いらない?」「金平糖なんかいらなーい!うええーん!

お人形もあるよ?」「リラ勝家ックマなんかもっといらなーい!うえーん、うえーん!あ、パパだ!

玉は光秀を見つけるなり「パパーッ!」と光秀の胸に飛び込んだ。「パパ聞いて。おじちゃんは濃姫さまが一番美人って言うんだよ。

パパだって玉のママが一番美人だと思ってるよ。」「パパもおじちゃんも、やっぱバカ?ごちそうさまってカンジー。アハハハ!

ごちそうさまであるか。そして丹羽は「玉ちゃんは金平糖よりもリラ勝家ックマよりも、やっぱパパか。」と笑った。

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