石田三成くんの日記:第7回 淀殿
6月12日
今日、大坂城の廊下を同僚の増田殿と歩いていたら、増田殿が、前を歩いていた淀のお方さまの羽織のすそを足で踏んづけてしまわれた。
淀のお方さまは、後ろを振り返って、ギロリと増田殿を睨んだ。増田殿は「違います、違います、石田殿です!」と私に濡れ衣を着せた。
「は?!ちょっと止めてください、増田殿。淀のお方さま、誤解です×3」と私が真っ青になっている間、増田殿はそそくさと逃げた。淀のお方さまは「三成。」と私を睨んだ。
そして「そなたは美人が苦手か。」と申された。「何のお話ですか。」「わらわの前だけ、そなたはいつもおどおどしておる。」「・・・・・。」
意味がわらない・・・。でもまあ、首をはねられなくてよかった(笑)。
カテゴリ:石田三成くんの日記 | 2007-06-12 公開
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