明智光秀くんの日記:第4回 空から降って来た桜
今日は安土城で夜遅くまで仕事をしていて、終わって、城門を出ようとした。その時、もうひとつやり残した仕事を思い出して、急いで城に戻ろうとした。
その時、風が吹いて、私の前に桜の花びらが夜空から降ってきた。私はその時はじめて、毎日その下を通っている桜が満開なのに気が付いた。散りゆく桜の花びらがさっさと家族の元に今日は帰りなさいと私の前をさえぎっているようだった。
カテゴリ:明智光秀くんの日記 | 2007-03-30 公開
« 織田信長くんの日記:第5回 わしの最期 今川義元くんの日記:第3回 大失態 »
ランダムデイズ
- 北条氏康くんの日記:第44回 私がオジさんになっても
- 後藤又兵衛くんの日記:第62回 家老死
- 毛利秀元くんの日記:第20回 戦国バレンタインと呼べない
- 明智光秀くんの日記:第49回 細川藤孝の私の間
- 豊臣秀吉くんの日記:第44回 氏康・綱成の巨大遺産
