明智光秀くんの日記:第3回 疲弊
私は人間と言うか、ただの労働力の塊と化してしまった。織田家がどんどん発展する度に、私の心は疲弊していくようだった。目に映る全てのものが、輝きを失い、色を失った。
もう誰も愛することもないし、誰にも愛されることもない。毎日殺人的に働いて、ごくたまに休みがあっても、やりたいことを忘れ、そしてやりたいことがなくなってしまった。
カテゴリ:明智光秀くんの日記 | 2007-02-01 公開
« 石田三成くんの日記:第2回 殿下の白い猫 松永久秀くんの日記:第5回 節分 »
ランダムデイズ
- 北条氏康くんの日記:第43回 LOOP
- 毛利秀元くんの日記:第7回 浅野幸長くんと両班侍の僕
- 加藤清正くんの日記:第49回 出逢い
- 豊臣秀吉くんの日記:第30回 うらみを見よや 羽柴御前
- 豊臣秀吉くんの日記:第34回 ジリジリ