上杉景勝くんの日記:第35回 大坂城の事業仕分け


上杉景勝戦国22年10月14日

今日は五大老定例会議があった。その後、近くの寺で五大老の家康殿、利家殿、輝元殿、秀家殿、わしとで恒例の夕食会があった。

公金の無駄遣いはよくないということで、最近、石田三成が仕分け人となって、大坂城も事業仕分けに乗り出したみたいですよ。」と輝元殿が柿をかじった。

仕分け対象は、仕事できない一門衆や子飼い衆かな。」と秀家殿が栗を食べた。「いや、全く仕事してないわしらじゃよ。最悪、五大老廃止、解散ってことになるかもね。」と家康殿がビワの皮をむいた。

ななな何と言うことじゃ!」と利家殿が顔面蒼白になった。「私から五大老取ったら、何も残りません。」「私はただのイケメンに降格かあ。

わしはヨメのまつに叱られた時の避難所がなくなる。」「わしは何も困らんよ?!」「家康殿は黙っていてください!五大老が廃止させられないよう、私達も何か仕事しないと。

そこでわしは、皆に真っ白な雑巾を配った。「景勝殿、まさかこれで私達に大坂城の廊下でも雑巾がけしろと?」わしはこくりと頷いた。

よい提案じゃの。」「冗談でしょ!?」「マジです。家康殿、ちゃんと雑巾がけ協力してくださいよ!もう、なりふり構っていられません!

わしの「沈黙を守る」という美学と行為は、ギャーギャーうるさい五大老の中でこそ光を放つ。だからわしも五大老解散はとても困るのだ。

それに五大老がたまには大坂城の役にに立っても、雑巾がけしても、バチは当たらないじゃろう。

前後の日記

« »

ランダムデイズ

関連トピック