淀殿の日記:第19回 恋の情報格差
9月25日
大野治長(はるなが)は、戦国「君に届け」に出てくる「風早くん」に似ていると思う。
ということを、北政所(きたのまんどころ)と大坂城に遊びに来ているまつ殿に話したら、
どこが?!
と二人に大笑いされた。
「あんなに爽やかな男じゃないし、年からして違いすぎるじゃろ。大野治長っていくつじゃ。」
と北政所が、まつ殿が持ってきてくれたビスケットをバリバリ食べながら言った。
「30前後かと。」
とわらわは答えた。
「30前後かとって、惚れた男の年齢も知らないとは!リサーチ甘すぎですぞ、淀殿。」
とまつ殿は茶をすすった。それもそうじゃな。わらわは苦笑した。
カテゴリ:淀殿の日記 | 2010-09-25 公開
« 大谷吉継くんの日記:第19回 治部醤油と刑部醤油 石田三成くんの日記:第33回 滑稽なサムライども »
ランダムデイズ
- 豊臣秀吉くんの日記:第48回 北野大茶湯
- 福島正則くんの日記:第16回 パラダイス戦国銀河
- 藤原惺窩くんの日記:第10回 執念の待つ
- 小西行長くんの日記:第59回 登りつめれば
- 後藤又兵衛くんの日記:第55回 俺が一番恐れているもの