伊達政宗くんの日記:第35回 とうほぐルネッサンス
5月22日
おばんでがす~。おらが屋敷で昼食さ食っでいたら、カズン(伊達成実)が突然、「殿、ただ今、帰りました。」と現れだ。
「お帰りでがす~。どこさ、家出してたんだべ。」とおらは、箸で納豆さかき回しだ。
「今回は家出ではありません。大坂城下で開催された、戦国モノマネ大会に参加してきたのです。輝宗様のモノマネを、私は大坂の町の人々に披露したのですが、全くウケず、予選敗退しました。」と、カズンは泣き崩れた。
「だってアレ、似てねえもの。」「モノマネできない殿に言われたくないです!」「おらは、いわでの南部信直殿のモノマネならできるでがすよ。」「は?」
「あんりゃまあ!政宗殿は、津軽為信殿の髭っこさ見で、とうほぐルネッサ~ンス!と叫ぶのでがんすか?」
「うわッ!信直殿にそっくりです、殿!」「ありがとでがす~。」「意味わかんないけど。」
カテゴリ:伊達政宗くんの日記 | 2010-05-22 公開
« 上杉景勝くんの日記:第33回 我ら五大老の仕事 福島正則くんの日記:第28回 五大老のなまえ »
ランダムデイズ
- 藤原惺窩くんの日記:第2回 天空の城の赤松広通
- 毛利秀元くんの日記:第19回 ソヨン
- 加藤清正くんの日記:第29回 宇喜多秀家に誘われて
- 北条氏康くんの日記:第46回 信玄殿への恩返し
- 伊達政宗くんの日記:第35回 とうほぐルネッサンス