石田三成くんの日記:第28回 大坂城大運動会の準備


石田三成 戦国21年9月25日

今日は五奉行定例会議があって、浅野長政殿、増田長盛殿、長束正家殿、前田玄以殿と、私が、大坂城の一室に集まった。そして来月行われる大坂城大運動会について話し合った。

当日、大坂城に掲げる、「第三回大運動会」の垂れ幕は誰に書いてもらいましょうか。」と増田殿は、玉入れ競争に使う玉のほつれを、縫い合わせながら皆に聞いた。

大坂城の運動会も戦国デイズで、今年で三年目。ここは記念に、今年一番、注目された武将に垂れ幕を書いていただきたい。」と浅野殿は、運動会に使用する大量のハチマキを、桶の中に入れ、青や赤に色を染めながら言った。

直江兼続殿はいかが。」と長束殿は、一等、二等、三等と、紙にひたすら書きながら言った。「しかし直江殿は、細かい字で攻撃文を書くのは得意でしょうが、垂れ幕にふさわしい大きな字を書くのは、不得意かもしれませんよ。」と前田殿は、ボンボンを作りながら言った。

「直江で宜しければ、彼と私は友達なので、タダでお願いすることができます。」と私は、分刻みで複雑に入り組んだ運動会のプログラムを組み立てながら言った。

タダにこしたことはない。無駄な経費は削る。それが我等、五奉行の努め。下手でいい。直江殿にお願いしよう。」と浅野殿が英断した。本日も実にどうでもいい、もとい大切なことが決まった会議であった。

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