伊達政宗くんの日記:第27回 徳川秀忠の意地


伊達政宗戦国21年9月17日

おばんでがす~。おらは人形焼きさ、食べたくなって、ひとりで東国さ出かけた。ついでに、徳川邸にも寄っでみだ。

客間さ通されたおらは「おばんでがす~。」と、家康殿と息子の秀忠殿に挨拶しだ。「あれ、政宗殿、通訳の小十郎殿は?」と家康殿は首をかしげた。「今回は連れて来ねがったでがす~。」「ひとりで来ちゃたの?!」と家康殿は絶句した。

殿、私は偵察もとい遊びに、政宗殿の屋敷に行った時、東北弁をマスターしました。」と客間に井伊直政殿が現れた。「そういえばそんなこともあったね!助かったー!」と家康殿は直政殿の手を握った。

「おばんでがす~。」「政宗殿、おばんでがす~。お久しぶりです。政宗殿のおがさ(お母さん)が作った、ずんだ餅はおいしかったです。

「まんずまんず。(また毒味さしてけろや。)」「まんずまんず。(是非とも。)」「まんずまんず。(助かるでがす~)。」「まんずまんず。(政宗殿はホント、お優しい。)

それ、ホントに話、かみ合ってんの?!

と秀忠殿が眉間にしわを寄せた。「こらこら秀忠。ひねくれてないで、今後の徳川家と伊達家の為に直政に教わって、政宗殿の東北弁を勉強しておくのじゃよ。」

ぜってえ、イヤだ。

あんや~。二度も秀忠殿に拒否されたべ。「政宗殿、まんずまんず(なんかすみません)。」と直政殿は笑った。直政殿はとうほぐ弁はまだまだだけど、さすがはシティーボーイ。いつも笑顔が素敵でがす~。

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