伊達政宗くんの日記:第24回 成実と半分こ


伊達政宗戦国21年6月28日

おばんでがす~。今日は家臣の伊達成実(しげざね)に、屋敷で会った。「あんや~。久しぶりだべ。家出してから二ヶ月間、どこさ行ってたんだべ?」とおらは聞いた。「上杉景勝通訳士の試験を受けに、越後まで行ってきました。」と成美は言った。「なんだべ、その試験。」

杉景勝通訳士とは、全くしゃべらない景勝殿が何を考えているか理解できる、人材の育成を目的とします。例えば景勝殿の右の眉毛が上がったら、お寿司が食べたい、とか、鼻の穴がふくらんだら、あの娘ちょっとかわいい、とか。難しい試験です。

「なんで成実が受けるんだべ。」「戦国社会人としてのスキルアップの為にです。越後国の人間じゃなくても受験資格があるのも魅力でした。落ちましたけど。」「落ちたからここさ、戻って来だのが?」

ローマのまんじゅう食べたいから、戻って来たんですよ!

と成実は逆ギレしだ。「あんや~。成実の分は、支倉常長に頼み忘れだがら、常長さ帰ってきたら、おらのローマのまんじゅう一個を、成実と半分こするべ。」とおらは言った。すると

うおおおおっ!と成実は嬉しさの甘利、号泣しだ。喜びすぎだべ。なんだかんだいっても、家臣思いの伊達政宗でがす~。

前後の日記

« »

ランダムデイズ

関連トピック