真田幸村くんの日記:第18回 きりとり線の作り方
私は今日、直属の上司から、大坂城の軍師採用募集要項の作成を任された。今日は単純労働ではない。頭を使ってもいいんだ!大坂城の戦国ワード使って書類作成。カタカタカタ・・・。戦国キーボード、楽しいな。きりとり線も戦国ワードで作ろう。あれあれ?!点線ってどうやって作るんだっけ?!
11時間経過・・・。
「真田幸村、残業か?」と正社員武将の盛親(もりちか)先生が、日が落ちて真っ暗になった戦国パソコン部屋にやって来た。「先生!きりとり線の作り方がわかりません!」と私は泣いた。「まず図形から直線を選択。書式設定で点線。はさみならぬ短刀のマークは、特殊記号の中にある。」と先生は戦国ワードで、きりとり線を一分で作ってしまった。
「なんか自分、馬鹿みたい。」と私は号泣した。「馬鹿じゃない。不勉強なだけだ。ハケンからセイシャ武将にいつでも戻れるよう、真田幸村、ちゃんとスタンばっとけ。」と盛親先生は、私の肩を叩いて笑った。
カテゴリ:真田幸村くんの日記 | 2009-02-12 公開
« 淀殿の日記:第8回 サルと利家 松永久秀くんの日記:第32回 惚れた女を守る為に »
ランダムデイズ
- 藤堂高虎くんの日記:第12回 嫌われることもできないだろう
- 豊臣秀吉くんの日記:第64回 伊達政宗の謀反
- 山内千代さんの日記:第12回 戦国ジャイアントカプリコ(いちご)
- 豊臣秀吉くんの日記:第52回 朝鮮通信使来日
- 真田幸村くんの日記:第30回 昇進