伊達政宗くんの日記:第14回 成実の分がない


伊達政宗8月23日

おばんでがす~。おらが部屋で、ローマに派遣した家臣の支倉常長に、ローマさ無事ついたべか?と手紙を書いていた所に、家臣の伊達成実(しげざね)がやって来た。

あんやー、久しぶりだべ。今回の家出は139回目が?どこさ行ってたんだべ。」とおらは聞いた。

私が外出している時は、全て家出だと思ったら、大間違いですよ!

と成実はいきなり逆ギレしだ。おらはすまねがっだ、と謝った。「殿、そんなに反省しないでください。昨日、岩手県の猊鼻渓(げいびけい)に行って来て、魚をたくさん釣って来ました。これは殿へのおみやげです。どうぞ。」と、成実からおらは大量の魚を受取っだ。

ハッ!支倉常長におみやげとして頼んだ、ローマのまんじゅう37個に、成実の分が入ってねがったーーーッ!おらと、娘の五郎八姫と、家臣の小十郎と、おがさ(お母さん)と、大事な人の分は、しっかり数えたはずなのに、すっかり成実の分さ、忘れてだ。

おらが、ヤバイと思っで、口をぽっかり開けていだら、成実が殿、どうなさいましたか、と聞いてきた。おらはなんでもねがす、と言った。だけど、このおらの日記さ読んでくれだ、おめえの分のローマのまんじゅうは、ちゃんと、数の中さ入っているから、安心してけろや。

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