徳川家康くんの日記:第11回 ばっちいじゃん
はろ~。みんな大好き家康公だよ。今日は、南蛮人がわしの屋敷に、大きなじゅうたんを持ってきた。赤地に異国の幾何学文様の刺繍が入っている、じゅうたんじゃ。畳の上に早速、じゅうたんを敷いて見ると、部屋がぱーっと明るくなった。とってもゴージャス!高い金を出した甲斐があったものよ。
「コレデ、タタミノウエデモ、ゾウリヲハイテ、アルケマス。」と南蛮人は言った。「は?畳の上を土足で歩けと言うのか。行儀が悪い。」「シカシ、ワタシノクニデハ、ミナ、ヘヤノナカモ、クツヲハイテマス。」
「ばっちいじゃん。」
とわしが言うと、南蛮人は「バ・・・チジャン?!」と首をかしげた。「ノーノー!ばっ・ち・い・じゃん。」「バッ・チ・イ・ジャン。OK?」「ベリーグーッ!」「イエヤスドノ、センキューベリーマッチ!」と南蛮人とわしは肩を抱き合って喜んだ。・・・って、あれ?なんの話しをしていたんだっけ?
カテゴリ:徳川家康くんの日記 | 2008-05-16 公開
« 後藤又兵衛くんの日記:第19回 戦国にGWはない 武田信玄くんの日記:第17回 ひとつ屋根の下 »
ランダムデイズ
- 小西行長くんの日記:第55回 内藤如安、自分の為に北京へ行く
- 毛利秀元くんの日記:第17回 最悪の出逢い
- 徳川家康くんの日記:第34回 李舜臣と狸のしっぽ
- 真田幸村くんの日記:第42回 リア充になる方法
- 小西行長くんの日記:第58回 嘘