上杉景勝くんの日記:第12回 おかわりⅠ


上杉景勝戦国20年5月2日

今日は大坂城の五大老定例会議の日であった。そして特に問題もなく会議を終えた。その後、大坂城の近くの寺で、私を含め五大老の五人と夕食会があった。その席で、今日は甲州名物のほうとうが出された。わしはほうとうを食べるのは、初めてであった。もくもくと食べ、食べつくした後、わしは叫んだ。

「おかわり!」

あ、しゃべった。今日、はじめて。」と前田利家殿が言った。「背に腹はかえられぬか。」と徳川家康殿が言った。「というか、この部屋には我等、五大老、五人しかいません。一体景勝殿は誰にたいして、おかわりと叫んでいるのですか。」と宇喜多秀家殿が言った。

すると皆一斉に、毛利輝元殿を見た。輝元殿は慌てて、「景勝殿のパシリなんかしませんよ!冗談じゃありませんよ!それくらいのプライドは私にもあります。」と叫んだ。その瞬間、わしの腹がぐう~と大きな音を立ててなった。あとは皆、わしの腹の音は聴かなかったフリをしていた。

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