真田幸村くんの日記:第3回 バラバラな大坂城


真田幸村戦国19年10月9日

大坂城にはもう、豊臣譜代の頼れる家臣はほとんどいない。だから、関ヶ原で敗れて行き場のない元大名や、大名クラスの武将が豊臣家に呼ばれ、彼等が中心となって豊臣家を支えていた。私を含め、その中心人物5人で今日、会議を開いた。

「このメンツじゃ徳川を倒せるわけがない。」と毛利勝永殿が言った「たいした石高もなかった武将が、偉そうに。」と長宗我部盛親殿が白けていると、「関ヶ原では戦わず、ただ観戦していただけの武将のセリフか?」と明石掃部殿が溜息をついた。

「幸村殿はいくさの経験がほとんどなく、実力未知数なのに、勝手にリーダーやってるし。」と後藤又兵衛殿。私はその言葉に「目立ちたいんだよ!!なんか悪い?」涙目で叫ぶと、みんなもはや放心状態になってしまった。

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