後藤又兵衛くんの日記:第11回 島左近に怯える黒田隊
9月20日
今日、何気なく、主君の吉兵衛(黒田長政)に俺が、「関ヶ原の戦いで討ち取ることができなかった、島左近(しまさこん)が京にいるという噂を聞きました。」と言ったら「だったら、さっさと左近の首を取ってこい!」と怒鳴られた。「関ヶ原の黒田隊は、石田三成隊の島左近ごときに、怯えきって、なんともぶざまであった。」
「殿が、猛将として名高い左近を見て、固まってしまったので、殿に従う黒田隊全員、固まってしまったのです。」「又兵衛はその時何をしとった。」「固まっておりました。」「わしの重臣である貴様は、わしがピンチの時に、固まっておったか!」「だって人間だもの。」
「黒田隊は、相田みつを隊か!!島左近は黒田が討ち取る。関ヶ原はまだ終わっておらぬ。」左近の首に俺は興味ないから。それより、黒田隊大将は、この際、相田みつを殿にしてくれ。
カテゴリ:後藤又兵衛くんの日記 | 2007-09-20 公開
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