福島正則くんの日記:第4回 超一流
ウオー!茶の道ってなんだ!茶を飲むための器、茶を飲むための部屋、わび(侘)さび(寂)の追求に、やたら金ばかりかける連中が増えてきた。金をかけた時点で、わびさびの真髄から逸脱してないか。今日、いくさに、くたびれて帰ってきた後、「福島殿、一服、茶でも」とある有力武将に茶を差し出された。ありがたくいただいたら、「福島殿の茶道は、何流ですか?」と聞かれた。
「超一流だ。」と答えた。すると隣にいた孫(加藤嘉明)が、「市(正則)、そうじゃなくて、流派を聞いてるんだよ。」とささやいた。
流派?だから超一流って言ってんじゃん。ウオー!こいつらみな揃って、わしを三流だと思っていやがる。やっぱ、飲み物は酒じゃ!明日も熱く行くぜ、ウオー!
カテゴリ:福島正則くんの日記 | 2007-07-23 公開
« 武田信玄くんの日記:第7回 本当のわしの姿 北条氏康くんの日記:第9回 田舎じゃないよ »
ランダムデイズ
- 豊臣秀吉くんの日記:第33回 久米村三六姓
- 加藤清正くんの日記:第44回 相良長毎
- 藤堂高虎くんの日記:第11回 君に聴いてみたいこと
- 藤堂高虎くんの日記:第4回 準備しない救世主・脇坂安治現る
- 豊臣秀吉くんの日記:第44回 氏康・綱成の巨大遺産