明智光秀くんの日記:第6回 出世競争
私はいつもいくさに明け暮れている。そしてへとへとになって仕官している織田家に戻っても、今度は出世競争といういくさが待っている。同僚は悩みを打ち明ける存在とは程遠い、ただのライバルである。
弱いものに手を差し伸べるゆとりはない。勝つか負けるか。現代と似ているでしょ?こんなの馬鹿馬鹿しいと思いながらも、織田家に仕えているのは、他にどうやって生きていけばいいのかわからないからだ。創造力がないのかもしれない。多少、貧しくても構わないから納得いく人生を送りたい。それがすごく難しいこととわかっていても。
カテゴリ:明智光秀くんの日記 | 2007-05-08 公開
« 松永久秀くんの日記:第8回 いつか手にするGW 上杉謙信くんの日記:第5回 日記バトン »
ランダムデイズ
- 淀殿の日記:第34回 華麗なる滑稽
- 伊達政宗くんの日記:第62回 再びの遅参
- 後藤又兵衛くんの日記:第60回 明 経略・楊鎬(ようこう)
- 毛利秀元くんの日記:第18回 脱走
- 織田信長くんの日記:第14回 戦国デイズ脇役紹介
