石田三成くんの日記:第5回 贅沢三昧、宇喜多秀家


石田三成 戦国19年4月25日

宇喜多家の財政問題をきれいに片付けてくるように、太閤殿下から私に命が下り、今日、備前国に到着した。烏城と呼ばれる真っ黒な色で統一した城がとても美しい。と、思っていたら、城主の宇喜多秀家様自ら私を出迎えてくださった。

秀家様は「三成、遅かったではないか!」と私の袖をぐいぐい引っ張って城の中を案内し、「三成、見よ!」と、ご自分の奢侈な羽織をずらりと私に見せた。

今日はどの羽織がよいかのう。そなたの格好は真っ黒で、まるでこの城のようじゃ。これでも羽織るがよい。」と贅沢な羽織を着せられた。ええっ!こんな派手な格好でこれから財政担当の家臣に会えるわけないじゃん!わざと!?でも少年のように無邪気な秀家様はどうしても、やっぱり憎めなかった。

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