上杉景勝くんの日記:第2回 太閤殿下の前で誓ったこと
わしは今日、太閤殿下に遅くなってしまったが、新年の御挨拶に大坂城に参った。殿下は、わしに相変わらず、無愛想じゃなと申された。わしは黙っていた。わしの隣にいた家臣の兼続があわてて、「ははあ~。」と珍しくまぬけであわてた回答して、場の雰囲気を和ませようとしていた。
殿下はわしに今年の目標は?と問われた。黙っていたわしに、兼続が「わが殿の今年の目標は、人とコミュニケーションを取ることにござります。」と申した。それでは去年と同じじゃなと殿下は大笑いしておられた。
カテゴリ:上杉景勝くんの日記 | 2007-01-26 公開
« 松永久秀くんの日記:第4回 罪な顔 後藤又兵衛くんの日記:第4回 埋まらない喪失感 »
ランダムデイズ
- 藤原惺窩くんの日記:第23回 刀なんかなくとも
- 藤原惺窩くんの日記:第10回 執念の待つ
- 李舜臣くんの日記:第6回 脇坂安治を目の前にして
- 伊達政宗くんの日記:第55回 ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)
- 徳川家康くんの日記:第36回 白河の関も越えられる