真田昌幸くんの日記:第28回 参上!大谷吉継
今日の長野県上田の天気は、朝昼夜全て晴れ、月齢9.3。今日のラッキーボールは戦国バスケットボール、ラッキーナンバーは6。
今日は上田城に大谷吉継殿がひとりでやって来た。三年前に、わしの息子の幸村と、大谷殿の娘の間に縁談があったのじゃが、何故か頓挫してしもうた。そこでもう一度、縁談話をやり直すことになった。
「昌幸さん、縁談の話の前にお伺いしたいことがあります。」と大谷殿は深刻な顔をして、わしの出した冷たい茶を静かに飲んだ。
「真田家の家紋って、どうしてオールドファッションが6つ並んでいるのですか。」「ドーナツじゃなくて銭(ゼニ)じゃよ。」
「へえー、すごいトリビア聞いちゃった!」「常識じゃよ。」「所で、次の五奉行選、私はまた出馬するつもりなのですが、真田家と大谷家が親戚になったら、昌幸さんは私に一票、入れてくださいますよね。」
「それとこれとは別じゃよ。」
「そんなことでは幸村くんに、わしの娘はやれん!」
「今、急にキャラが変わったようじゃが?!」「あ、わかりました?こういうセリフ、一度言ってみたかったんですよね、アハハハッ!」
なんじゃか、大谷吉継とは、親戚になりたくないのう。フォッフォッフォッフォッフォッ!
カテゴリ:真田昌幸くんの日記 | 2010-07-22 公開
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