加藤清正くんの日記:第23回 ナニワの証人


加藤清正戦国22年5月30日

今日、福岡の黒田長政殿の屋敷に、久しぶりに遊びに行くと、偶然、愛知から市(福島正則)も遊びに来ていた。

昼間から夜更けまでわしら三人、酒を酌交し大いに盛り上がった。そして酒が回ってきて眠くなってきたわしは、長政殿と市より先に隣りの部屋で寝かしてもらった。

それから何時間が過ぎただろうか。隣りがうるさいわしは、はっと目が覚めた。そして、ふすまを思いっ切り開けて叫んだ。

「小西行長ッ!今、何時だと思ってるんだ!」

ちょっとお、お虎さん、どんだけ~!寝ぼけ過ぎ。」「ここ熊本じゃなくて、福岡じゃよ?」と、まだ飲んでいる長政殿と市が大爆笑した。

「す、すまない、いつものクセで。」「そういえば、小西殿って元ナニワの証人だったて聞いたけど。」「へえ、それはすごいのお。

「元ナニワの証人じゃなくて、元ナニワの商人じゃよ!」

どうしたらそんな間違いできるんだ。熊本も小西がいて休まらないが、ここもまた全くと言っていい程、休まる場所ではなかった・・・

加藤清正

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