上杉景勝くんの日記:第19回 年賀状を書く五大老


上杉景勝戦国20年12月17日

今月も寒い中、五大老定例会議があって、前田利家殿、徳川家康殿、毛利輝元殿、宇喜多秀家殿と、わしで、豊臣家の今後について大坂城で話し合った。その後、近くの寺で、このメンバーと恒例の夕食会があった。

先週から、戦国年賀状書いていて、でも来年の干支の牛がうまく描けないんです。どうしよう。」と秀家殿が食事をしながら、みんなにぼやいた。「わしは毎年、年賀状のイラストは、絵師の狩野家に任しておる。」と家康殿は言った。

努力、努力、言っているわりには、人任せ。お金で解決か。」と輝元が遠い目をして言った。それを聞いた家康殿の顔に血の気がなくなった。それを見た利家殿が慌てて、「わしは、毎年、芋版(いもばん)じゃ。芋に牛を掘った。」と言って、場の空気を和らげようとした。

年賀状のイラストを芋版で作るヒト、今時いるんですか?!」と秀家殿は驚いた。「芋版は現代で言う、プリントゴッコのはしりよ。」と利家殿は言った。「プリントゴッコとか言ってると、ここにも、しゃかりコロンブス出て来そうで、怖いからやめてくださいよ。利家殿、古ッ!」と輝元殿が言った。

わしも牛はうまく描けんので、今年の年賀状は、代わりに牛乳を描いた。

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