伊達政宗くんの日記:第6回 五郎八の根性


伊達政宗 戦国19年10月22日

おばんでがす~。今日は、この前、徳川家康殿の6男に嫁がせた、おらの娘、五郎八姫(いろはひめ)が、泣いて東北に戻って来だ。「なんだら、おめえはよお、婿殿に自分の名前さ馬鹿にされたが?」

オレ(私)の殿は、オレの名をめんこい名前だと、誉めでくれる。おどさ(お父さん)こそ、自分でオレにつけだ五郎八という変な名前に、もっと自信をもってけろ。

「んだな。じゃ、おめえはなしてここへ戻って来だ。」

オレの殿が、東北弁を使っても構わねえけんど、徳川家の姫としで、自分のことを「オレ」と言うのだけは、ちょっとつらいと言っだ。だども自分のことを「わたくし」と言いたくても「わだぐし」になってしまって、そしだらもっど徳川で田舎者扱いされだ。オレはもう、都会の方ではやっでいけねえ。

「んだらこどねえ!先月ローマに行かせだ、家臣の支倉常長が、ローマのまんじゅう37個、伊達家に持って買って来てくれる。37個の中には、五郎八の分も入っているがら、ローマのまんじゅうさ生き甲斐に、徳川でもう少し耐えてけろや。」

・・・・・。」五郎八は一瞬、固まってしまっだが、「わがっだ。ローマのまんじゅうが届くまで、根性でオレはシティーガールになっでやる。」と宣言しだ。さすがは五郎八。強いおなごだべな。

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