大谷吉継くんの日記:第3回 たまには包帯を外して


大谷吉継戦国19年2月18日

今日は、佐吉(石田三成)と小西行長と宇喜多秀家さまとで鷹狩に出かけた。4人で会うのはとてもひさしぶりだ。私は、ハンセン病の為、顔にいつも包帯を巻いている。

そんな私を見て、佐吉が「今日は天気がいいし、空気もうまいし、その顔に巻いた包帯をたまには取るとよい。」と言った。

ためらう私に秀家さまが「私の命だと思うて、はずせ。」と仰せ付けた。私はしぶしぶ包帯をはずした。透き通る冷たい風が私の顔を通り抜けた。

小西が私の顔を見て「すがすがしい、よい顔をしておるではないか。」と言った。涙を落すわけにもいかず、何を言ったらいいのかもわからず、風だけが通り過ぎた。

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