文禄3年6月28日に肥前・名護屋において、秀吉公主催の瓜畑の仮装大会が開催されました。
その模様を現場から中継で片桐且元がリポート、解説員として儒医の小瀬甫庵殿をお招きしてお送りしています。
さて、このお方は、高野聖(ひじり)に扮した利家公です。
高野聖とは、中世、勧進のために高野山から諸国に出向いた下級僧のことです。
小瀬甫庵殿は、”加賀大納言利家は、高野聖に笈(おい・書籍または生活用具などを入れて背負う竹製の箱)を肩にかけ、「宿、宿」と声を長く引き、いかにも宿を借りあぐねているようなさまはいささか哀れを催したことであった(太閤記)”と言っています。まこと、名演技の利家公です。
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