石田三成くんの日記:第32回 大谷吉継の短冊
7月6日
今日は五奉行である浅野長政殿、増田長盛殿、長束正家殿、前田玄以殿と、私で明日の大坂城七夕祭りの準備をした。
全国の諸大名からたくさんの短冊が届いたので、これを手分けして笹に結びつけていった。
「亡き輝宗様のモノマネがうまくなりますように。Byカズン。って伊達成実殿はうまくなってどうするのかな?」と浅野リーダーがカズン殿の短冊を飾った。
「もっと、なぞかけがうまくなりますように。Byくろっちです!って黒田長政殿も若手お笑い芸人でも目指しているのでしょうか。」と増田殿が首をかしげた。
「大谷吉継の病がよくなりなすように。By石田三成。さすが親友!石田殿は泣かせるなあ。」と前田殿が私の短冊を飾ってくれた。
「彦星くんと織姫さまが今年も7月7日にちゃんと出逢えますように。By大谷吉継。こちらは、ほっこり炸裂ですね!」と長束殿が笑って、大谷の短冊を笹に結んだ。
自分の病より、架空の人物の恋の行方なのか?!大谷吉継。というか興味本位で、いちいち諸大名の願い事を読みながら飾っていたら、日が暮れますよ、浅野リーダー、増田殿、長束殿、前田殿!
カテゴリ:石田三成くんの日記 | 2010-07-06 公開
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